2010年3月29日 (月)

みぞれの中、中之島図書館前の桜が八分咲き

Sakura今週末には大阪でも満開となる桜。中之島あたりでは、図書館前の桜が早咲きしていました。人が通る度に、カメラを持った人はパチリ、そしてしみじみと眺めていって笑顔で離れていきます。いろんな美しい花があるのに、やはり日本人にとって桜は特別のようです。平安末期から鎌倉初期の歌人、西行の和歌でも二千首の一割は桜に関するものですから、日本の情念と桜は凄く密なもので未だにそうなのかと思います。
俳句では「さまざまなこと思い出す桜かな」という芭蕉の句が有名ですが、これはもう現代のコピーライティングにつながる言葉づかいですね。表現がシンプル、誰もが共感する汎用性がある、桜かなと敢えて収めているところにユーモアもある。日本でコピーライターの原点は平賀源内と言われていますが、商用ということを外して言葉づかいでみると芭蕉というのは、コピーライターの祖ともいえるかもしれません。「松島やああ松島や松島や」なんて松島の観光コピーそのものですよね(笑)「閑さや岩にしみ入る蝉の声」というナレーションの後、氷がカランとなって、カルピスの宣伝が始まっても何の不思議もないシズルCMもできる。図書館前ということもあって、今回はちょっと文学チックとなっしまいました(笑)

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